社会について語られたとき、自らも社会の一員であることを忘れている人の言葉は、刺さらない。

先日、とある研修を受けたときの話。
まさに「団塊の世代」と呼ばれる年代の方が講師だった。

いわゆるソーシャルビジネスとかコミュニティビジネス、市民活動とかNPO活動とかがテーマの研修だったのだけど、その講師の方の言葉が、全くぴんとこない。ぴんとこないというか、「はぁ?何言ってんの、この人」と、反発したくなるような気分にさせられた。

なんで僕は反発したくなっているんだろう??と考えた結論が、このタイトルの言葉。
この講師の引き出しが少ない(研修会場によって受講生の年代や所属などのカテゴリーがばらばらなのに、全て同じ内容で回している)とか、考え始めると気になる細かいところはいっぱいあるのだけど、やっぱりこれなのだと思う。

その講師は、現在の社会の問題点――どちらかというと、不平不満が多かった――や、自分が考えているその解決策を得意気に披露した。それが彼の仕事なんだけど、やっぱり僕はこう思ってしまうのだ。

その社会をつくってきたのは、あなたたちだよね。

人事のように社会を話す人に、社会を良く出来るとは思えない。

どんなに毛嫌いしようが、否定しようが、今僕らが生きているのは、僕らの社会なのだ。僕らがつくっているのだ。
それを忘れずに、生きていきたいものだ。
したり顔で若者を押さえつけるおじさんには、なりたくないものだなぁ。