09.09.30 スタートラインと貴族意識。

 就職活動。今OWLでDoorSというイベントを控えているからということもあるけれど、後輩や同輩と就職活動について話をする機会が多い。その中でやっぱり「気に食わない」のは、大学差別、文理差別。

 確かに私立より国立、文系より理系、低偏差値より高偏差値の大学に入学できた「人」の方が、高校時代に努力しているのだろう。しかし、高校時代の努力を根拠に、その4年後にもなって、人を差別して良いものか。もっと言えば、学力なんて、家庭の経済状況によって、とても左右されている。(ちなみに給付制奨学金制度がない国は、OECD諸国の中で、日本、メキシコ、アイスランドの3ヶ国だけなそうな)

 例えば採用段階を経て、結果として国立・理系・高偏差値に偏るのは問題ないと思う。

 僕が「気に食わない」のは、私立・文系・低偏差値だからという理由で、スタートラインにも立てないこと。
 そしてもっと「気に食わない」のは、それを大学生自らが認め、積極的に肯定すること。

 一時期、OWLの中で、DoorSの参加学生を優先的に九大生で埋めようという意見があった。理由は、企業側がそっちのほうがDoorSに価値を感じてくれるから、だそうだ。

 そんなのは、もっての外だと思う。
 もうこれは価値観の話だけれど、俺は、自分が主宰する「機会創り」の場において、エントリー者を締め出すようなことは絶対にしない。
 誰だって、スタートラインに立つくらい、良いじゃない。

 俺自身は、中学から塾にも行っていたし、高校は私立進学校で、国立理系コースに在籍。福岡の平均では高学歴な方だと思うけど、それは親のお陰としか言えない。そして、高校次第で、国立に行けるかどうかが決まると言われている。
 俺はそんな貴族意識は持てない。自分でどうしようも左右することの出来ない理由で、自分だけが良い思いをするなんて、有り得ない。

 少々皮肉になるけれど、誰でもスタートラインに立てた方が、今一生懸命企業が注目している「多様性」にも、繋がるしね。

 機会の場は、誰にでも平等にあるべき。

 ◆

今日、田中議員にふとした時に言われたのが、「社会人に文系も理系も関係ない」っていうこと。
なんかそんなことから、つらつらと考えちゃいました。最後の方はちょっと感情的かも(笑)

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